いいがじゃないがけ。

思うままに、つらつらと。

【シネ活】「七つの会議」

「七つの会議」、先々週(2月9日)観たまま、ブログに記録できてませんでした。

ドラマ版「下町ロケット」や「半沢直樹」を手掛けたTBS福澤克雄氏による作品で、香川照之役所広司立川談春、木下ほうかなどなど福澤組お馴染みの面々に野村萬斎が加わったりといった豪華キャスト陣。ひとりひとりがクセ強め。特に野村萬斎。笑

特に野村萬斎のクセが強目で、現代劇なのにまるで狂言を見ているよう。福澤監督的にはそれくらいの過剰演出を狙っているんだろうけど、このあたりは好き嫌い分かれるかも。実際、一緒に観に行った妻としては、原作のテイストよりもエンタメに振っているところが少しアレだったみたい。原作を見ていない僕的にはテンポも良く楽しめたけど。

内容的にはデータ偽装、リコール隠しを暴いていくもので、日本の企業文化の闇部分を描いているが、これは必ずしも日本だけではなく、コストで天秤にかけている/掛けられている世界中のあらゆる企業に起こりうる問題なんじゃないかなぁ…と思った。

「この数字、もうちょっとこうならないかなぁ…」と悩む全てのサラリーマンへの抑止力として、みんな観ておくと良いんじゃないかな。笑

【メモ】

  • 鑑賞日:2019年2月2日